【床・フローリング】Panasonicでリフォームする平均費用&注意点!
リフォームをする時に、資材を扱うメーカーを知ることも大切です。特に床やフローリングのリフォームでは、重要なポイントにもなるでしょう。リフォームする箇所によって、選ぶ資材も変わってくるからです。
特にお風呂などの水回りの床と、一般の部屋の床を一緒にすることはできません。ここではパナソニックのフローリング材について詳しく見ていきましょう。
パナソニックといえば家電メーカーのイメージが強い人も多いですが、実は他の分野でも大手メーカーなのです。
なお、床・フローリングのリフォームを業者に依頼するときの“おすすめ方法“を先に少しだけ話しておきます。
自分で優良業者を探したり、一社ごとに見積もり請求をしたりするのは大変な手間ひまです。
そのため、一度に複数の業者の見積もりが手に入る『一括見積もりサービス』を利用することをおすすめします。
最安値のリフォーム料金で、なおかつ、しっかりリフォーム工事をしてくれる優良業者を探すなら、この方法をぜひ試してみてください。
パナソニックの床・フローリング商品特徴と費用
パナソニックは大手の家電メーカーです。ただ建築資材の分野にも、強みを持っているのが特徴になります。家電分野での強みを活かした商品を手がけていますので、その費用などもあわせて詳しく紹介をしていきましょう。
戸建商品
オーマイティRフロアーA
オーマイティRフロアーAは、捨て張りが不要なタイプです。根太の上に直張りできるので、張り替えをする時の工事の手間を省けるのが特徴になります。またアレルバスターという、パナソニック独自の技術が使われているのもポイントでしょう。
アレルバスターは、アレルゲンとなる花粉やハウスダストなどが床面に下りてきた時に、一定時間触れていると抑制される機能のことです。特殊な塗装が使われていて、環境や健康への配慮がなされています。
- ノンワックス仕様
- 床暖房対応
- 耐キズ、耐摩耗
- ペットに強い
- 車椅子対応
- 耐水仕様で水回りにも使える
といった機能も備えていますので、あらゆるシーンにおいて使えるフローリング資材の1つでしょう。費用としては1平方メートルあたり9000円程度です。
6mmリフォームフロアー
6mmリフォームフロアーは、重ね張り専用の床材です。既存のフローリングの上から貼るタイプになるので、工賃のコストを下げられるのがポイントでしょう。6mmと比較的に厚みのあるシートになるので、車椅子対応しているのも特徴です。
耐水性も高いので、水回りにも対応しています。カラーバリエーションも豊富ですから、用途にあわせて選択することができるでしょう。手軽にリフォームをしたいという人にも向いている製品です。他の特徴も紹介します。
- ペットキズに強い
- ノンワックス仕様
- 耐すりキズ
- アレルバスター仕様
様々な機能が追加されていますので、部屋の様々な場所に使えます。費用としては1平方メートルあたり、約8800円です。
1.5mmWPBリフォームフロアー
1.5mmWPBリフォームフロアーも、上張り専門のフローリング資材になります。一部だけの施行であるのなら、1日で工事も終わるので短期間でリフォームを終わらせられます。
6パターンもの柄を、ランダムにレイアウトできるので、デザイン的にもオリジナリティが出るでしょう。名称に使われているWPBとは、ウッド・プラスチック・ボードの略称になります。
パナソニックが独自で開発した新素材のことで、樹脂と木粉を原材料として、薄いシート上に加工したフローリング資材です。1.5mmという薄さでも高強度を獲得していて、へこみやすりキズにも耐性があります。
- 汚れに強い
- 耐水性がある
- キャスター傷に強い
といった機能も持ち合わせているのが特徴です。費用としても比較的に安く、1平方メートルあたり約5000円になります。
マンション・集合住宅向け
ウッディ・アーキ45耐熱
ウッディ・アーキ45耐熱はマンションなど集合住宅に使える、フローリング資材になります。マンション用として必須の遮音性も高いレベルで実現しています。デザインの豊富で銘木柄だけではなく、石材の柄も揃っているのが特徴でしょう。
- ワックス不要
- アレルバスター仕様
- 耐すり傷
- ペット傷に強い
- 汚れの手入れがかんたん
といった機能も揃っています。床暖房やホットカーペットにも対応していますので、冬でも安心して利用できます。エコに配慮した素材を使い、特殊なクッション材も使っているため、質感も悪くありません。
費用としては1平方メートルあたり、約15000円と少し高めです。これはマンション用として遮音性を高めている分、仕方のないことでしょう。ただ高機能でデザインもよいため、コストパフォーマンスは悪くありません。
ウッディ40耐熱
ウッディ40耐熱もまた、マンション用のフローリング資材です。耐熱とあるように、床暖房に対応しているのがポイントでしょう。一般的な床材だと実は床暖房に適しません。
なぜなら熱によってひび割れができたり、反ってしまうからです。しかしウッディ40耐熱なら、問題なく利用できます。
- 遮音性が高い
- ノンワックス仕様
- 汚れに強い
- 耐すり傷
という機能も備えています。お手入れがかんたんで、ワックスをかけなくていい、お手軽な仕様は嬉しいポイントでしょう。ただ耐水性がないので、小さなお子さんやペットのいる家庭には向いていないフローリング資材です。
費用としては1平方メートルあたり、約15000円です。コストは高いですが、遮音性が良いので2階以上の部屋に住んでいる人にお勧めできます。
ウッディ45
ウッディ45はマンション用フローリング材の中で、最も費用が安くつくタイプになります。ここで紹介したものとの大きな違いは、耐熱仕様ではない点でしょう。つまり床暖房に対応していないタイプになります。
カラーバリエーションが豊富なのもポイントでしょう。
- ウォールナット
- チェリー
- オーク
- メープル
- ホワイトオーク
と5種類のものが用意されています。明るめの色から深めの色まで揃っていますので、部屋の雰囲気に応じたリフォームができるでしょう。
床・フローリングリフォームは一括見積もりを!
床やフローリングのリフォームをするのなら、絶対に覚えておきたいのが一括見積もりを利用することです。パナソニックくらいの大手なら、他の見積もりはとらなくていいと考えてしまう人も少なくありません。
しかし実際には施工をする業者によって、費用なども異なりますので絶対に複数の業者から見積もりをもらうようにしましょう。ここを忘れてしまうと、思わぬ失敗をするかもしれません。そのくらい大事な注意点なのです。
一括見積もりはインターネット上の、無料サービスになります。24時間365日受付をしていますから、仕事が忙しい人でも空いた時間で申込ができるでしょう。
まとめ
パナソニックは家電メーカーの大手ですが、実は建築資材のメーカーとしても有名です。リフォームを一括して受けているだけのことはあり、その資材にも家電メーカーならではの発想と技術が使われています。
特に花粉症やハウスダストで悩んでいる家族がいる場合は、アレルバスター仕様のフローリングにリフォームすることで、症状を軽減できるかもしれません。日本アトピー協会が推奨する品ですから、ある程度の効果は期待できるでしょう。
パナソニックのフローリング資材をお風呂の床や、フローリングで使うとしても、一括見積もりをするのは鉄則です。
絶対に忘れてはいけない注意点ですので、しっかりと覚えておきましょう。特にリフォームは専門分野になるので、プロの意見が聞ける見積もりは積極的に行うべきです。