【住宅別】戸建2階・マンション・団地のお風呂リフォーム価格・費用
お風呂のリフォームはどんな住宅でも同じというわけではなく戸建・戸建2階・マンション・団地などでそれぞれある程度の違いが出てきます。理想的なリフォームを実現するためにも、住宅ごとのリフォームの違いも抑えておきましょう。
リフォームをする時は浴室内のことに目が行きがちですが、住宅別の違いも理解しておかないと、リフォームで失敗する可能性もあります。
価格や費用の違いをはじめ機能面などにも違いがあるのかをそれぞれ見ていきます。
なお、浴室のリフォームを業者に依頼するときの“おすすめ方法“を先に少しだけ話しておきます。
自分で優良業者を探したり、一社ごとに見積もり請求をしたりするのは大変な手間ひまです。
そのため、一度に複数の業者の見積もりが手に入る『一括見積もりサービス』を利用することをおすすめします。
最安値のリフォーム料金で、なおかつ、しっかりリフォーム工事をしてくれる優良業者を探すなら、この方法をぜひ試してみてください。
なぜ戸建・マンション・団地用で分かれてるの?
お風呂のリフォームはなぜ戸建・マンション・団地用で分かれているのでしょうか?大きな違いとしては2つのポイントが挙げられます。
- 価格・費用の違い
- サイズの違い
この2点が住宅別の違いの代表的なポイントで、特に価格・費用の違いは重要になってきます。
住んでいる住宅によってリフォームにかかる費用も変わってしまうため、正しい知識を身につけておく必要があるのです。こうした違いについて、次の項目からより詳しく解説していきます。
機能面の違いはない
まず大前提として、お風呂の機能面には住宅別の違いはありません。たとえば同じタイプのユニットバスへの変更リフォームであれば、価格・費用などに違いがあったとしても性能面はまったく同じとなります。
安いから性能が低い、高いから性能が高いといった違いは無いのです。住んでいる住宅のタイプによって性能面で損をしてしまうようなことはないので安心です。最近の浴槽はさまざまな機能を持っていますが、同じ商品なら同じ機能が使えます。
ユニットバスは浴室全体がセットになっていますから、機能だけが取り除かれるようなことはなく、標準装備されている機能なら住宅タイプに関わらず利用可能です。機能面はいかなる場合も共通していると考え、その他の部分の違いを覚えておきましょう。
価格・費用面の違い
お風呂のリフォームで戸建とマンションや団地で生まれる違いとしては、価格・費用面の違いが重要です。同じメーカーから、同じタイプのユニットバスを購入して設置するとしても、かかる費用には差が出てしまいます。
メーカーによっては住宅タイプによる違いがなく、いずれも同じ価格のケースもあるのですが、一般的には以下のような傾向が見られます。
- 戸建は価格が安い
- マンションや団地は価格が高い
価格の差は1%から5%ほどと、割合で見れば決して大きな数字ではありませんが、お風呂のリフォームは数十万円から100万円を超えることもありますので、たとえ1%でもそれなりの違いになります。
機能面では違いがないのにマンションや団地の方が若干ですが割高になってしまうことを抑えておきましょう。
サイズの違い
お風呂のサイズも戸建かマンション・団地かで違いが生まれます。基本的には戸建の方がサイズがわずかですが大きくなることが多く、浴室全体の形状も正方形や長方形など、住宅の間取りに応じて柔軟に対応できます。
一方でマンションや団地は上下に部屋が集まっている関係上、どうしても部屋の高さが低く、戸建のユニットバスと比べて天井の低いユニットバスを使用しなければなりません。形状も長方形がほとんどで、正方形のサイズはまず見られません。
このように住宅の性質によってお風呂のサイズも変わってくるため、リフォーム時にもどうしても違いが出てしまいます。サイズの差はそれほど大きくありませんが、マンションや団地の方が選択肢の幅が狭くなってしまうイメージです。
【住宅種類別】お風呂リフォームの価格・費用
住宅のタイプによって価格・費用やサイズの違いがあることがわかりましたが、ここからは価格と費用に焦点を当ててその違いを詳しく紹介します。
やはりリフォームでは価格や費用は重要な要素で、予算内で希望通りのリフォームできるかはしっかり確認する必要があります。
- 一戸建(平屋・2階)
- マンション
- 集合住宅(団地・アパート)
これらの住宅種類別にどのくらいの価格や費用になるのか、リフォームの知識として覚えておくようにしましょう。
一戸建(平屋・2階)
住宅の種類に関係なく、どんなリフォームをするかでも価格・費用は違うので注意しましょう。たとえば浴室全体をフルリフォームするなら費用も高くなりますし、水栓の変更など、一部のリフォームなら安くなります。
一戸建てのリフォーム費用の中心価格帯は100万円から120万円で、多くのケースでこれくらいの費用がかかる計算です。一戸建てのお風呂をリフォームする際の相場も80万円から140万円ほどと、やはり中心価格帯が含まれています。
ちなみに戸建2階部分にお風呂を設置するなどのリフォームの場合、1階部分でのリフォームと比べて多少費用も高くなることが多いようです。
戸建の場合は在来工法のお風呂を使っていることも多いと思いますが、在来工法からユニットバスへのリフォームはそれだけで70万円ほどの価格が目安です。
ユニットバスからユニットバスへのリフォームは50万円ほどが目安なので、在来工法の方が若干価格は高くなります。
マンション
マンションのお風呂をリフォームする場合の価格帯はおよそ50万円から150万円ほどです。戸建よりもマンションの方がリフォーム費用は高くなると紹介してきましたが、この価格帯でもやはり戸建より上限額が高めになっています。
ただ、100万円を超える費用がかかることは少なく、中心価格帯は60万円ほどから80万円ほどです。中心価格帯で見るとマンションの方が安い結果になっています。
あくまでも相場・目安なので必ずこの価格帯で収まるわけではありませんが、参考にすると予算も決めやすいでしょう。
価格帯の幅が広いのは、選ぶ浴槽のグレードや、オプション工事の有無などで最終的な価格が違うからです。ハイグレードな浴槽を選べばそれだけで100万円近くになってしまうこともあり、それにオプションを追加すれば150万円くらいになることも珍しくありません。
集合住宅(団地・アパート)
団地やアパートなどはマンションとはまた別なものとしてリフォームを考えなければなりません。というのも団地やアパートでは基本的にユニットバスが使えないのです。
選択肢は在来工法のお風呂のみとなってしまうことがほとんどです。
在来工法は価格が高いことの他に、以下のような特徴を持っています。
- リフォームの自由度が高い
- 浴槽内の各部分を個別に変更できる
自由なリフォームができるのが在来工法で、これは大きなメリットなのでその分価格も高くなると考えれば良いでしょうか。集合住宅のお風呂のリフォームにかかる価格・費用はおよそ100万円前後です。
お風呂リフォームの費用を安くするためのコツ
住宅のタイプによって価格や費用が変わり安い高いがあるわけですが、いずれにしてもリフォームにはまとまった予算が必要になります。少しでも費用を安くできれば経済的な負担も軽くなるので、費用を安くするコツを覚えておきましょう。
たとえばメーカーによってリフォーム費用は違います。基本的には高機能な商品を販売しているメーカーほど費用も高くなるので、各メーカーをチェックして安い価格で商品を販売しているところを探すのも1つの方法です。
また、お風呂のリフォームでは浴室に使われる素材など、部材がグレード別に用意されています。ハイグレードな部材ほど価格も上がりますので、ローグレードの部材も組み合わせるなどすれば費用を安く抑えられます。
お風呂のリフォームは一括見積もりがおすすめ
メーカー選びや部材選びが大切だと紹介しましたが、何よりも大切なのはリフォーム工事を行う業者選びです。同じリフォームでも業者が違えば価格も違います。そこで一括見積もりを利用してみましょう。
一括見積もりとは、複数のリフォーム業者にまとめて見積もり依頼ができるサービスで、複数の業者のリフォーム価格を簡単に比較可能になります。価格が比較できればあとは安い業者を見つけるだけなので、手軽にリフォーム費用を下げられるのです。
一括見積もりはインターネット上で申込可能で、申込に費用はかかりません。無料のサービスなのでリフォームを決めたらまずは一括見積もりで業者選びをしてみましょう。
最安値でリフォームしてくれる業者が見つかれば、予算にも余裕が生まれて追加でオプション商品を購入できることもあるかもしれません。
まとめ
お風呂のリフォームは戸建かマンションなどの集合住宅かで価格・費用と浴槽のサイズなどが変わります。基本的には戸建の方が費用は安くなり、集合住宅は高くなります。その差はわずかではありますが、費用に差が出るは事実です。
特に集合住宅にお住まいの方がリフォームする場合、それだけで戸建よりも価格が上がってしまうので、リフォーム費用を安く抑える工夫が求められます。メーカー選びや部材選びをはじめ、無料の一括見積もりを活用して少しでも費用を抑えましょう。
一括見積もりなら安く工事してくれる業者を簡単に探せて便利です。個別に業者に連絡を取り見積もりをお願いするのは手間なので、手間を省くためにも一括見積もりの利用が推奨されます。