『toto』のトイレにリフォーム!人気商品の特徴と平均価格【まとめ】
国内でトイレのメーカーといえば、真っ先に名前が出てくるのは「toto」です。日本のトイレ分野においてトップシェアを誇り、様々な場所でtotoのトイレが見つかるくらいです。
ここでは、これからトイレのリフォームをする人のために、totoのトイレについて様々な情報を紹介していきます。各モデルの特長やtotoだからこその特長など、どうしてこれほどの人気があるのかを含めて勉強してみてください。
最終的にはほかの選択肢が出てくるかもしれませんが、人気のあるトイレにはそれなりの理由があることを実感できます。
なお、トイレのリフォームを業者に依頼するときの“おすすめ方法“を先に少しだけ話しておきます。
自分で優良業者を探したり、一社ごとに見積もり請求をしたりするのは大変な手間ひまです。
そのため、一度に複数の業者の見積もりが手に入る『一括見積もりサービス』を利用することをおすすめします。
最安値のリフォーム料金で、なおかつ、しっかりリフォーム工事をしてくれる優良業者を探すなら、この方法をぜひ試してみてください。
totoのトイレの商品と価格
totoのトイレにはいくつかのモデルがあり、それぞれ価格帯も異なってきます。安いものなら10万円ちょっとから購入可能ですが、高級モデルになると20万~30万円くらいになるでしょう。
ほかにも要介護者向けのトイレリフトが付いたものもあり、様々なトイレが用意されています。
ネオレストNX
totoが提供しているトイレの中でも最高級モデルが「ネオレストNX」です。市場価格をチェックしてみると40万円以上が当たり前なので、その価格に躊躇してしまうかもしれません。
ネオレストNXは、陶器の質感を生かした曲線を活用したデザインが高く評価されています。緩やかなカーブで構成されており、極力凹凸を廃したデザインは見るものを魅了します。
もちろんネオレストNXの良いところは、見た目だけではありません。toto独自のテクノロジーがふんだんに使われており、毎日快適に使えるだけではなく、掃除の負担も最小限で済むようになっているのです。
ネオレストの特長
陶器の表面には特殊なガラス層が焼き付けられています。これによってナノレベルでのなめらかさを実現しており、汚れが付きにくく落ちやすくなっています。また、通常の陶器タイプよりも耐久性に優れているので、長く使い続けられるなど多くのメリットがあるのです。
ほかにもフチなしの形状やトルネード洗浄、エアインワンダーウェーブ洗浄やフタの自動開閉機能など、最高級モデルにふさわしい充実ぶりです。デザイン面、機能面でもトップクラスのトイレと言えるでしょう。
値段の高さが気になる人もいますが、トイレは長く使い続けるものなのですから、長期的に見れば決して高いものではありません。毎日使うトイレだからこそこだわりたいなら、ネオレストNXを検討してみてください。
ネオレストAH・RH
ネオレストAH・RHは、それぞれ機能面で異なる部分はありますが、totoの主力商品として同じグレードのトイレになります。価格は20万円以上となっており、一般的なタンクレストイレの価格帯です。
工事費も込めた価格としては30万円くらいと見ておけば余裕を持って予算を組めるでしょう。ネオレストのAHとRHとでは、まずデザイン面での違いがあります。AHは直線的なデザインで、RHは丸みがあるフォルムです。
AH・RHの機能の違い
気になる機能面での違いですが、RHにはダブル保温便座機能が搭載されており、通常タイプの保温便座よりも熱を逃がしにくくなっているのです。寒いところに住んでいる人や体質的に寒さに弱い人の場合は、ダブル保温便座のRHが良いでしょう。
保温機能にそこまでこだわらないなら、デザイン面の違いでどちらが良いのかを決めるようにしてください。ネオレストAH・RHにも、totoが持つトイレの様々なテクノロジーがふんだんに使われています。
最高級モデルに比べると一歩劣る印象を受けるかもしれませんが、実際のところは十分快適に使えるトイレです。とことんこだわりたいという人でない限りは、バランスがとれていて一番おすすめできるモデルでしょう。
レストパルF・レストパル
レストパルシリーズは、便器だけではなく収納スペースや手洗い台も含めてセットになったモデルです。2種類あるうちのFはフローティングデザインが採用されており、壁掛大便器です。便器が浮いているため、床の掃除をしやすいメリットがあります。
それに対して通常のレストパルは一般的な床置きタイプの大便器ですが、Fに比べると収納スペースが大きくなっています。実際の価格は20万~30万円となっており、とてもリーズナブルです。
レストパルの特長
見た目はタンクレストイレに見えますが、背面の収納スペースにタンクが含まれているので、実際はタンク式のトイレであるため、手洗い台などを含めてもタンクレストイレと同じくらいの価格を実現しているわけです。
トイレのスペースは限られているのでしっかり活用したいという人や、タンクレストイレの見た目は好きだけど住宅事情で設置できなかったり予算が厳しかったりする場合は、レストパルシリーズが選択肢に入るでしょう。
一度トイレを作った後で必要な部分をリフォームしていく人は多いのですが、レストパルシリーズなら最初からトイレの中に必要なものがセットになっているので、後から手を加える必要はありません。
GG・GG-800
totoのGGシリーズは、タンク式便器でありながらコンパクトなデザインを実現しています。奥行き730mmはタンク式トイレの中でも驚異のコンパクトさです。
GG-800では手洗器が付いており、子供からお年寄りまで使いやすい高さになっています。水はねしにくい形状になっているだけではなく、この手洗器がついてもトイレ自体の奥行きは一緒なのもうれしいポイントです。
GGシリーズは、タンクレストイレに近いデザインでありながらタンク式なので、水圧のことを気にすることなく設置できます。
ただコンパクトなだけのデザインではなく、様々なニーズに応えられるようにしている、totoならではのトイレです。もちろんtotoのトイレとしての基本的な特長は持っていて、価格は15万~20万円となっています。
ピュアレストEX
場所を選ばずに設置できるタンク式のトイレとして、totoでも高い人気のモデルがピュアレストEXです。いわゆるスタンダードタイプのトイレとして、そのリーズナブルな価格とtotoのトイレが持つ特長を搭載したバランスの良さが人気の秘密となっています。
手洗器のあるタイプとないタイプがあり、丸みを帯びたデザインのタンクはすっきりとした印象があります。
ピュアレストの特長
手洗器は過去モデルと比べても深さが増しており、ピュアレストEX自体がタンクの高さを抑えたコンパクトモデルということもあって、これまでよりもトイレ空間に広がりを感じられるようになっているのです。
ピュアレストEX自体は、市場価格で見ると10万円を切るトイレとなっていますが、これは便座が別売りとなっているからです。人によってどのような便座が良いのか好みの問題もありますが、最初から便座が別売りなので、自分好みのトイレにカスタマイズできます。
コストを抑えるなら普通便座があり、ハイグレードなものになるとウォシュレット便座のアプリコットを選ぶこともできるので、よく吟味をして選ぶようにしてください。
totoのトイレの特長・機能
totoは国内のトイレ業界の中でもトップシェアのメーカーです。元々の知名度が高いからという理由もありますが、それを実現しているのは常に優れたトイレを提供しているからです。
そんなtotoのトイレの中でも、代表的な特徴・機能について紹介をしていきます。それぞれのモデルによって機能に違いはあるので、その点には注意をしてください。
汚れが付きにくく・清潔が長持ち
totoの便器は、汚れを防ぐための様々な工夫が施されています。その中でも代表的なのがセフィオンテクトです。便器は一見するとつるつるに見えるものですが、その表面には細かな凸凹が付いています。
このでこぼこ部分に汚れが付着することによって、どんどん汚れていくのです。しかしセフィオンテクトが施された便器の場合は、100万分の1mmのナノレベルでなめらかに仕上げられており、汚れが付きにくくなっています。
便器の表面に凸凹がないことは汚れが付きにくくなるだけではなく、汚れが落ちやすい効果もあります。そのため、清潔な状態が長持ちするのです。
またtotoのトイレの中には、便器きれい、ノズルきれい、においきれいという3つの要素でトイレをきれいな状態に維持してくれるものがあります。このようなこだわりがあるからこそ、快適なトイレを実現できるのでしょう。
トルネード洗浄でしっかりと洗える
totoのトイレを使ってみると気づくことですが、水を流す時には渦を巻くように流れていきます。これはトルネード洗浄と呼ばれているもので、汚れを効率よく落とすだけではなく、節水効果にも期待できる機能です。
効率よく汚れを落とせるということは、そのために使う水が少なくて済むということです。それまでのトイレは一度の排水で使う水の量が13リットルだったことに対して、トルネード洗浄を搭載したトイレは4.8リットルで済みます。
実に3分の1近くも水の使用量を節約できるので、使えば使うほど家計に優しいトイレになっています。
フチがなくなってお手入れがしやすい
totoの便器は、フチなしデザインを採用することによって簡単に掃除ができるようになっています。フチがあるタイプだと、表からは見えない汚れがそこに付いてしまい、見づらい部分をしっかりとこすらなければなりません。
見えないからと掃除をしていないと、水垢などが原因でどんどん黒ずんでいき、その汚れがどんどん便器内で目立つようになっていきます。その汚れを防ぎ、簡単に掃除ができる仕組みはとてもうれしい特長です。
オート開閉
特定モデルでは、センサーが人の動きを検知してフタが開閉するようになっています。さらにオート洗浄などが搭載された便座なら、驚きの快適度を実現してくれるのです。
自動で開閉する便座はそこまで重要度が高くないと考える人もいますが、腰痛を抱えている人などはフタを開閉する時にかがむことが苦痛なので、その問題を解決してくれるオート開閉機能は隠れた人気があります。
瞬間暖房便座
夏の暑い時期などはともかく、秋や冬の時期になると暖かい便座はとてもうれしいものです。しかし常に暖かい状態にするとなると、電気代が気になってくるでしょう。この問題を解決してくれるのが、瞬間暖房便座です。
totoの瞬間暖房便座はセンサーによって人の動きを感知して、使用する時だけ便座を暖めるようになっています。これにより待機時の保温電力節約でき、なおかつ快適なトイレを両立できるようになりました。
先に紹介をしたオート開閉と瞬間暖房便座が組み合わさることによって、自分が使う時だけ必要最小限の動作をしてくれる快適なトイレを実現できます。
たかがトイレにそこまで大げさな機能はいらないと考えている人もいますが、一度これらの機能による快適なトイレを体験したら、ほかのトイレは考えられないと思う人もいるくらいです。
totoのトイレが気になるならまずは見積もりを
totoのトイレの良いところは、たいていのお店で取り扱っているところです。せっかく欲しいトイレがあったとしても、その販売店やリフォーム業者が取り扱っていなければ、ほかのところを利用する必要があります。
国内トップクラスのトイレメーカーであることは、それだけで強みになるのです。実際にtotoのトイレを利用している人は多く、口コミなどの情報が集まりやすいのも重要なポイントです。
トイレは簡単に交換できるものではなく、せっかく買った以上はしばらく使い続けなければもったいないものです。それだけに多くの人の口コミを参考にして、自分に合ったトイレを見つけやすい環境があるのも良いところです。
見積もりを出して比較するのが大切
ここまで紹介をしてきた内容からtotoのトイレが気になるという人は、まず見積もりを出してもらいましょう。多くのお店や業者で取り扱われているtotoのトイレは、実際に見積もりを出してもらうと金額に大きな違いが出ることがあります。
もちろんその業者が信頼できる業者であることも前提になりますが、どれくらいの金額でトイレのリフォームができるのかなど、よく比較をするようにしてください。トイレは生活に密着した重要なものなのですから、後悔がないようにしっかり選ぶようにしましょう。
トイレリフォームに強い業者なら一括見積りがおすすめ
トイレリフォームの業者を探すなら、一括見積もりサービスを活用してください。これはそのままのサービスで、複数社へ一度にリフォームの見積もり請求を出せるサービスです。
専用のフォームに必要事項を入力して送信をすれば、それぞれのリフォーム会社から見積もりが送られてきます。より細かいところまで詰めるために連絡もくれるので、請求さえしてしまえば後は受け身のままで進められるのです。
各リフォーム会社も最初から競争することが前提なので、見積もり結果もかなり力を入れたものが送られてきます。納得のできるリフォームをするためには、しっかりと情報を集めて比較し、その上でベストな選択ができるようにしてください。