参考にしたい!床・フローリングリフォーム業者を選ぶポイントを伝授
リフォームをするときに重要なのが、どの業者を選ぶかです。業者次第でリフォーム結果が良いものにもなれば、悪いものにもなってしまいます。中には悪質な業者もいますので、しっかりと業者選ぶをしなくてはいけません。
特にお風呂や浴室の床を改装したい、フローリングのリフォームをしたいというときには、業者の選び方も違ってきます。そこで業者の正しい選び方について詳しく紹介をしていきましょう。高いお金を払うものですから、しっかり覚えてください。
なお、床・フローリングのリフォームを業者に依頼するときの“おすすめ方法“を先に少しだけ話しておきます。
自分で優良業者を探したり、一社ごとに見積もり請求をしたりするのは大変な手間ひまです。
そのため、一度に複数の業者の見積もりが手に入る『一括見積もりサービス』を利用することをおすすめします。
最安値のリフォーム料金で、なおかつ、しっかりリフォーム工事をしてくれる優良業者を探すなら、この方法をぜひ試してみてください。
床・フローリングリフォーム業者選びの基本
では業者の選び方の基本的な部分を紹介します。
- 床やフローリングの施工実績があるか
- 技術力はあるのか
- 保証やアフターフォローがあるか
- 近場にある業者かどうか
それぞれのポイントを解説していきます。リフォーム業者といっても得意にする分野はそれぞれ違っています。そのため床やフローリングのリフォームをするのなら、それを得意とする業者を選ばなくてはいけません。
その判断基準となるのが、施工実績や技術力があるかです。これらを見るには、業者のウェブサイトを確認するのがいちばんです。またリフォームは工事をして終わりではなく、数十年スパンで付き合っていくものになります。
そのため万が一のときの保証やアフターフォローがあるかどうかも重要です。
床・フローリングリフォームで失敗するパターン
床やフローリングのリフォームで、失敗する人も少なくありません。なぜ失敗したのかというと、結局のところ業者選びで失敗しているのです。具体的に事例を紹介します。
- とにかく安い業者にした
- 1社だけで比較せずに決めた
- 営業マンのトークに乗せられた
- 有名な会社だからと決めた
以上のようなパターンが代表な例です。特に注意したいのが安い業者にした、営業マンのトークに乗せられたでしょう。リフォームは費用が安ければいい、というものではありません。
安かろう悪かろうでは、リフォームが終わったあとに不具合がでるからです。また営業マンのトークに乗せられて、本来は必要のない工事を追加で契約したなどのケースは多いでしょう。
不安を煽るようなトークをする業者も少なくありませんので、どんなリフォームをするのかしっかりと決めておくことが大切です。
床・フローリングリフォーム業者の種類
リフォームの業者を選ぶ時に、そこがどんな業種なのかを知っておくのも大切です。そもそも500万円未満の工事が多いリフォームでは、建設業の認可を受けなくても施工が可能ですので、なにを得意にする業者か知ることが大切です。
- ハウスメーカー
- 設計事務所
- 住宅設備メーカー
- 電気、ガス会社
- 家電量販店
- ホームセンター
- リフォーム専門会社
これらがリフォームを行っている代表的な業者です。新築で住宅を購入し、その施工会社がハウスメーカーであるという場合は、リフォームもそのまま引き受けてもらう方がいいでしょう。大手のハウスメーカーであれば、様々な提案をしてくれます。
設計事務所もハウスメーカーと同様ですが、新規でも依頼をすることができます。設計料や施工管理費など他の業者にはない経費がかかるのでコストは高くなるでしょう。
電気やガスの会社でもリフォームを行っているケースがあります。ただこちらは給湯器など得意分野があるので、床やフローリングのリフォームでは出番がないでしょう。家電量販店も同じ傾向がありますが、基本的には小規模工事がメインです。
ホームセンターはリフォーム相談カウンターなどがあって、比較的に安く工事ができます。フローリング工事にも対応していますが、店内にある商品の取り付けが主なリフォーム内容になります。
床・フローリングリフォーム業者を選ぶときのポイント
では具体的に、お風呂や浴室の床やフローリングのリフォーム業者を選ぶポイントを紹介していきます。すでにお伝えしている部分もありますが、さらに詳しく解説をしていきましょう。このポイントを抑えておけば間違いありません。
フローリングリフォームの施工実績
業者選びで重視したいのが、フローリングリフォームの施工実績です。これまでどんなリフォームを請け負ってきて、どんな工事をしてきたのか、というのは業者を判断する大きなポイントになります。
自信のある業者であれば、自社のウェブサイトで施工実績を紹介しています。中には、施工主のコメントがついたものもあるので、参考にするといいでしょう。逆にフローリングのリフォームをした実績が少なければ、その業者は避けておきたいです。
リフォームといっても各家庭によって、ケースバイケースで対応しなければいけません。ただ施工実績が多ければ、それだけ対応できる経験を積んできたと考えていいでしょう。特に追加工事が発生するかどうかの判断などは、経験がなければできないことです。
デザイン&提案力&技術力
施工実績の部分とかぶるのが、業者の技術力です。きれいに仕上げるのはもちろんのこと、どんな工事に対応してきたのかも確認しておくといいでしょう。さらに業者の選び方としては、提案力も重視しておきたいポイントです。
- 優れた業者は様々な提案をしてくれます。
- お客さんの要望を聞き入れてくれるか
- メリット・デメリットの説明をしてくれる
- 見積書の内訳を教えてくれる
- 費用が安くする工事の提案もしてくれる
こうした内容の提案をしてくれるなら、優良な業者といってもいいでしょう。さらにデザインについても考えておくといいです。この提案の時にデザイン力もわかるので、チェックしておきましょう。
機能性を重視するのか、見た目にこだわるのか、この点もヒアリングで確認してくれるかをチェックしてください。
保証・アフターサービス・不具合後にすぐ対応可能か
リフォームは工事が終わってからも大切です。何年、何十年と付き合っていくものだけに、保証やアフターフォローが重要になります。ちなみにリフォームの工事中に、資材がぶつかるというのも珍しくありません。
こうしたケースでは、どういう対応をするのか確認しておきましょう。基本的に保険やアフターフォローが充実している会社ほど、優良だと言えます。保証がないことを確認していないと、泣き寝入りになっても仕方ありません。
また不具合がでた時に、すぐ対応してくれるかも重要です。これはリフォームの施工をした業者が、近くにあるかどうかがポイントになってきます。同一市内や県内レベルであれば、対応も早いでしょう。
反対に遠い場合であれば、出張料金がかかるなどデメリットが多くなります。
リフォーム協会などの信頼性ある団体に加盟
リフォーム業者を選ぶ時に、参考としたいのが何らかの団体に加盟しているかどうかです。できれば信頼性のある業界団体に加盟しているといいでしょう。
こうした業界団体は、悪質な業者の排除を目的としていますので信頼性が高まります。また質の高いリフォームを提供していると言えるでしょう。
- 住宅推進協議会
- 日本住宅産業リフォーム協会
- リノベーション住宅推進協議会
などといった団体が有名です。もちろん団体に加盟をしていない優良な業者もいますので、1つの目安程度に考えておくといいでしょう。
もちろん加盟している業者の方が、安心して仕事を依頼することができます。どちらを選ぶかは自由ですが、ここまでにあげてきた条件なども参考に検討するのをおすすめします。
適正な価格・費用になっている
最後に費用面でもチェックをしておきます。特に重視したいのが適正な価格になっているのかです。業者ごとにリフォームの値段というのは変わります。しかし、扱う床材などが決まっている以上は、大きく変わることはないでしょう。
費用が大きく変わる場合は、工事の内容が異なる、諸経費の部分が違っている、などが大きな理由です。ただ1社のみでは適正な価格かどうかの判断はできません。だからこそリフォームでは、複数の業者から見積もりをとることが大切です。
複数の業者を比較検討することで、その費用や価格が適正なものかどうか判断できるからです。
床・フローリングリフォームの費用と相場を把握する
では床やフローリングのリフォームは、どのくらいの費用がかかるものなのでしょうか。あくまでも目安程度として、相場を知っておくと便利です。実際の見積もりとは異なりますが、適正価格かどうかの判断はつくでしょう。
一般的に床やフローリングのリフォームは、広さによってその価格が決まります。6畳間であれば10平方メートルとなり、1平方メートルあたりいくら、というのが金額の出し方です。また、リフォーム前にどんな部屋なのかも重要なポイントになります。
例えば畳からフローリングへ変更する場合、床上げの工事なども含まれますので、6畳間でも15万円から25万円程度かかります。フローリングの張り替えなら、15万円から20万円程度でしょう。上張りをする場合だと10万円から15万円が相場になります。
初めての方は業者に!複数社から相見積もりをもらう
最近ではリフォームの資材も、多く販売されるようになりました。DIYが得意であれば、自分で工事をするのも難しくありません。しかし床やフローリングのリフォームは、技術力が問われます。下手に素人が行うと不具合が出ることが多いのです。
ですから初めてリフォームをする場合は、よほど腕に自信がなければ業者に依頼をした方がいいでしょう。特にリフォーム専門で行っている業者は、技術力が高いケースが多いので、安心して仕事を任せることができます。
この時に必ず行いたいのが、複数の業者から相見積もりをとることです。相見積もりをとることで各業者から、それぞれ提案を受けられます。さらに費用などを比較検討できるので、自分にあったリフォームを行うことができるでしょう。
床リフォームは一括見積もりがおすすめ
ネットの一括見積もりサービスを利用することによって、床リフォームの知識に乏しい方でも満足できる結果を得やすくなるでしょう。その理由は何なのかといいますと、主に以下の点をあげることができます。
- サイトに登録しているリフォーム業者の中で最安値の会社がわかる
- 利用者の希望に合ったプランを提案してくれるリフォーム業者もわかる
- 無料で一括見積もりサービスを利用できる
なお、一括見積もりサイトの利用方法は多くの場合、次のとおりです。簡単ですので、はじめての方でも安心してください。
- サイト内の専用フォームに必要事項を入力・送信
- リフォーム業者から連絡がきて概算の見積もりを取得する
- 好条件の業者に絞って現地調査を受ける
- 最終的な依頼先を決める
一括見積もりサービスを利用したからといって、依頼先を決めるところまでは強制ではありません。優良なサイトであれば執拗に契約を迫られるなどする心配もないでしょう。