【ベランダ】外壁塗装の平均費用相場&安くするコツ!3つの注意点あり
ベランダの外壁塗装を新しくしたい人のために、平均費用相場と安くするためのコツについて紹介します。リフォームするためには業者に頼んでも自分で作業しても、必要な塗料や設備などがあるためどうしても費用がかかります。
高額になることで負担が大きくなるのを避けるためにあきらめていた人は、上手く工夫して安く抑えるように努力すれば良いのです。
外壁塗装の際の注意点もあるため、ベランダの状態を悪化させないように理解しておきましょう。
なお、ベランダの外壁リフォームを依頼するときの“おすすめ方法“を先に少しだけお教えします。
自分で優良業者を探したり、一社ごとに見積もり請求をしたりするのは大変な手間ひまです。
そのため、一度に複数の業者の見積もりが手に入る『一括見積もりサービス』を利用することをおすすめします。専門アドバイザーによる優良業者の紹介も受けられ、評判がとても高いサービスです。
最安値のリフォーム料金で、なおかつ、しっかりリフォーム工事をしてくれる優良業者を探すなら、この方法をぜひ試してみてください。
べランダの外壁塗装の平均費用&価格相場一覧
いくらあればベランダの外壁リフォームができるかですが、以下の通り坪数や面積によって平均費用相場が異なります。
坪数・面積 | 平均費用相場 |
---|---|
20坪79.2平方メートル | 50万円以上 |
30坪118.8平方メートル | 65万円以上 |
40坪158.4平方メートル | 90万円以上 |
50坪198平方メートル | 105万円以上 |
60坪237.6平方メートル | 125万円以上 |
一戸建て住宅をリフォームするのであれば、ベランダの外壁だけで60万円近くかかるかもしれません。
業者ごとに異なりますが外壁塗装のために初期費用がかかることもあり、20パーセントから40パーセントほど支払う場合もあります。
ベランダに防水加工を施す場合、1平方メートルあたり3,500円から7,000円ほどかかります。
外壁のリフォーム費用を安くするコツは『一括見積もり』
業者を利用するために費用を1円でも安くしたいのであれば、以下のような特徴があるため一括見積もりをおすすめします。
- サービスそのものは基本的に無料で利用可能
- 一度に複数の業者の情報をチェックできるため時間短縮が可能
- 本来の費用と比較して40パーセントも安くなる場合もある
ベランダの外壁について相談するために、業者を1社ずつ見て回る必要がありません。そして費用が安くなる理由ですが、複数の業者による競合にあります。
利用者を確保して実績を作るために、業者同士が意識し合い提示額が変動するのです。たとえばA社が60万円と提示したらライバルであるB社はそれよりも安い50万円と提示して、利用者を奪おうとするのです。
ベランダの外壁塗装をする際の『3つの注意点』
費用を安くすることだけが重要ではなく、ベランダの外壁塗装で失敗しないように注意すべき点もあります。いくら安くできても適切なリフォームが行わなければ、再度作業が必要となりトータルコストが大きくなる場合もあります。
【注意点1】ベランダの外壁塗装は”防水”が重要
ベランダは建物の外側にあり、室内とは違い雨や風による影響を直接受けやすいです。特に激しい大雨や物が飛んでくるような台風が発生した場合、外壁塗装が剥がれ落ちてしまい本来の機能が発揮されなくなる可能性もあるのです。
適切な加工を施さずに放置すると、以下のようなトラブルの原因となり得るのです。
- 外壁にひびが入る
- ベランダ内部に水溜りができる
- 雨染みや雨漏り
- 内部の腐敗
- マンションやアパートで2階以上であれば下の階からクレームが入る
防水加工を施しておくと、こうしたトラブルの防止にもつながります。業者にリフォームを依頼すると、事前の見積もりや点検時に防水工事を紹介されるかもしれません。いずれにしても悪い状態のまま放置しないことです。
ベランダの防水塗装の種類一覧
業者によって行われている防水塗装の種類には、大きく3つ存在します。
- シーリング
- 塗膜防水
- シート防水
シーリングのことをコーキングと呼称する業者もあり、粘度のある防水材をベランダ外壁のもろくなっている部分に補うようにして使用します。防水材にはウレタンやシリコンなどがあり、どれが良いかは業者が判断するでしょう。
塗膜防水とはウレタンやFRPなどを使用して膜を作り、外壁を強くするために保護する方法です。
シート防水は最もシンプルな方法で防水用のシートを貼り上からトップコートを塗布するだけなので、費用は比較的安く済みます。途中でシートが劣化してしまったら新しいものと交換すれば良いため、本格的なリフォームではないものの楽です。
【注意点2】ベランダの外壁塗装をする目安は”ひび割れ”
塗装にひび割れがある場合でも、症状が軽ければ外壁を新しくすれば良いです。しかしひびの影響が防水層にも及んでいる場合、工事する必要があります。
ひび割れのことを業界的にはクラックと言い、以下のように種類があります。
- ヘアークラック
- 乾燥クラック
- 構造クラック
- 縁切りクラック
これらはあくまでも目安ですが、ヘアークラックと乾燥クラックは比較的症状が軽いため過剰に心配しなくても大丈夫です。
問題は構造クラックと縁切りクラックであり、外壁のみを新しくしても根本的な解決とはならないのです。
【注意点3】ベランダの外壁塗装をDIYするのはおすすめしない
費用を安くするためにDIYを検討する人もいるかもしれませんが、トップコートの塗り直し程度であれば費用節約のためにおすすめできます。
しかし業者に頼らないことでデメリットもあり、危険性などを考えればおすすめできません。ベランダの外壁をDIYでリフォームする際、以下のデメリットがあります。
- 安全性については自己責任となる
- 不注意によって怪我や死亡事故があっても業者のせいではない
- 下準備も含めて自分で行う必要がある
- 技術力がないと塗装が剥がれ落ちることもある
マンションのベランダは外壁塗装できないのはホント!?
集合住宅であるマンションのベランダは外壁塗装できないと思う人もいるかもしれないですが、対応可能な業者もあります。マンションのベランダは外壁塗装は、以下のような理由から行われることもあります。
- 美観の回復により建物の資産価値を高くする
- 建物の耐久性を改善させる
マンションは人が多く集まりやすい駅やビルの近くに建てられる場合もあり、外から見て問題があれば資産価値が下がってしまうのです。
風に乗って汚れや排気ガスなどが付着したら、高圧洗浄作業で綺麗にできる場合もあります。
地震などの被害を考えると耐久性を改善させることも重要で、紫外線から守るために新しくする必要もあるのです。規模が大きなマンションは、大規模修繕工事に該当します。
ベランダ外壁塗装のリフォーム費用を安くするなら『一括見積もり』
ベランダ外壁塗装のリフォームの際、一括見積もりを推奨する理由は複数あります。たとえば以下のメリットをあげることができます。
- 無料で利用できる
- 一度の申し込みで登録業者にまとめて申請できる
- 比較検討しやすく最安値の業者がすぐにわかる
- 優良業者が多数登録されている
- 見積もりを依頼したからといって契約の義務はない
- 他社に提示された見積もり額を引き合いに出して価格交渉しやすい
一社にだけ見積もりをお願いして正式にリフォームの契約を交わした場合、その業者が提案してくれたプランが最適かわかりません。また、その業者が最安値なのかも不明ですし、信用できる業者かどうかも分かりません。
一括見積もりには審査を通った優良業者だけが参加しています。簡単な申し込みで最安値の優良業者を選べる一括見積もりはとても便利なので、ぜひおすすめします。
まとめ
ベランダの外壁をリフォームする際の情報をまとめてみましたが、参考になりましたでしょうか。
建物の一部だけであっても費用がかかることは当然であるため、一括見積もりを利用して安い業者がないか探してみてください。
安さだけにこだわるのではなく被害拡大を防止するために防水加工の有無をチェックし、ひび割れの種類については業者に見てもらうと良いです。自分で無茶をして怪我をするよりも、信頼できる業者があれば素直に頼ることです。