【外壁】屋根リフォームの平均費用&価格相場!安くする秘訣《まとめ》
屋根の外壁をリフォームする場合、果たしていくらくらい費用がかかるものなのでしょうか。リフォームでは必要となる機材や塗装の他に業者の人件費もあるため、どうしても費用がかかってしまうのは仕方がないことです。
しかし費用を安くできるコツもあるため、まずは自分の条件に合った業者を探すところから始めてください。
どのような色やデザインにするか、またリフォーム時に注意すべき点などもあるため初心者のために情報をまとめてみました。
なお、屋根リフォームを依頼するときの“おすすめ方法“を先に少しだけお教えします。
自分で優良業者を探したり、一社ごとに見積もり請求をしたりするのは大変な手間ひまです。
そのため、一度に複数の業者の見積もりが手に入る『一括見積もりサービス』を利用することをおすすめします。専門アドバイザーによる優良業者の紹介も受けられ、評判がとても高いサービスです。
最安値のリフォーム料金で、なおかつ、しっかりリフォーム工事をしてくれる優良業者を探すなら、この方法をぜひ試してみてください。
屋根の外壁塗装(リフォーム)の平均費用&価格相場一覧
外壁塗装にかかる平均費用や価格相場は使用される塗料などによって異なりますが、だいたい以下の通りとなります。
坪数・面積 | 平均費用相場 |
---|---|
20坪79.2平方メートル | 50万円以上 |
30坪118.8平方メートル | 65万円以上 |
40坪158.4平方メートル | 90万円以上 |
50坪198平方メートル | 105万円以上 |
上記した金額はあくまでも相場であり、参考程度に理解してください。
たとえば30坪の住宅の屋根の外壁を新しくするだけでも、90万円近くかかることもあります。屋根だけではなく他の箇所も含めれば、費用はより高額となります。
屋根の外壁塗装(リフォーム)の費用を安くするコツは『一括見積もり』
インターネットを利用できる環境にあれば、業者に正式に依頼する前に一括見積もりで情報収集すると良いです。一括見積もりとは、以下のような特徴を持つサービスです。
- 複数の業者に対して一度にまとめて見積もり依頼ができる
- インターネットで利用できるため業者を1件ずつ訪れる必要がない
- 利用自体は無料で業者と契約することは義務ではない
このようにメリットがありますが、費用を安くできる理由は業者同士が意識し合うことにあります。
ライバルに負けないように価格が安くなり続けることを競合と言い、複数の業者がそれに参加すれば結果的に費用を安くできるのです。競合がしばらく続くようであれば、すぐには契約せずに様子を見てください。
リフォーム前に知りたい基本的な”屋根の種類”
屋根は形状による種類分けをすることができ、まとめると以下の通りです。
- スレート屋根
- ガルバリウム鋼板
- ジンカリウム鋼板
- 陶器瓦
- アスファルトシングル
日本の住宅で最も多く見られるのはスレート屋根で、デザインがシンプルで他の種類と比較すると安いことが特徴です。
ただし軽量な分頑丈さに欠けるため、耐久性の高いガルバリウム鋼板や断熱性の高いジンカリウム鋼板などもあります。陶器瓦は釉薬瓦とも呼ばれており、壊れてしまっても1枚単位で交換できるため細かなメンテナンスが可能となります。
アスファルトシングルはアメリカやカナダなどで一般的な種類であり、日本では2007年より使用可能となりました。一般住宅の他に、大きまマンションなどでも使用されています。
屋根の色&デザインを選ぶポイントはコレだ
外壁は機能性が重要ですが、同時に色やデザインを意識する人もいます。ある程度自由に選ぶことができる場合、以下のポイントを意識してみてください。
- 屋根は他の外壁と色調を合わせる
- 面積効果に注意する
- 配色をチェックする
色調については色の系統が同じものを選ぶと良く、極端に違うものにすると不自然に目立ってしまう場合もあります。
あえて派手な色やデザインを取り入れる人もいますが、同じ色でも大きさによって印象が異なる現象があります。
これを面積効果と言い、たとえば暗い色であれば1トーンから2トーン明るくすると自然と目立つようになります。屋根の外壁のみを意識すると全体のイメージが仕上がりにくくなるため、周囲の住宅を見て配色を参考にすると良いです。
屋根をリフォームするときの『4つの注意点』
リフォームは費用の安さや屋根の完成イメージの他に、注意点を守ることも重要です。費用をかけずに完全に自由にリフォームできたとしても、どこかに欠陥があれば後から再度リフォームとなり費用も時間もかかってしまうためです。
【注意点1】屋根の雨漏りをリフォームするとき
単純な老朽化や防水コーキングの劣化により雨漏りが発生することもあり、そのまま放置してはいけません。雨漏りは屋根だけの問題ではなく、雨水が侵入して内部の深くまで被害が拡大すると住宅全体の問題となります。
そのため屋根の雨漏りをリフォームする場合、気付いたらすぐに行ってください。また火災保険が適用される場合もありますが、以下のような言葉には要注意です。
- やたら無料という言葉を使われる
- 必要な申請を代行すると言われる
実際に言葉巧みに消費者を騙し、保険制度を悪用して荒稼ぎする悪徳業者もあります。
【注意点2】屋根を防水にリフォームするとき
屋根の外壁に防水加工を施しておけば雨水に強くすることができますが、どの種類を選ぶか業者とよく相談して決めるようにしてください。防水加工の工事には、大きく3つの種類があります。
- シート防水
- ウレタン防水
- FRP防水
シート防水は工事期間の短さや費用がかからないことがメリットですが、外壁をシートでカバーするというシンプルなものです。複雑な工事ではない分十分な防水効果を得られることが難しく、大雨や台風には不十分となります。
ウレタン防水は液状の樹脂で膜を作る方法ですが、防水層を均一にすることが難しく外部からの刺激に弱いです。FRP防水は下地との接着が強力で強度が高い反面、地震などの揺れの影響を受けやすいです。
【注意点3】屋根をリフォームする時期
リフォームをすると良い適切な時期についてまとめると、主に以下の通りです。
- 雨漏りに気付いて症状が悪化する前
- 屋根にコケやカビなどの汚れが目立つとき
- 屋根の色調が乱れて不自然に目立つとき
雨漏りの他にも屋根の状態に気を配る必要があり、外壁表面にコケやカビなどが発生して汚れがひどくなっているときは時期として適切です。
屋根の塗装が剝がれてしまい、防水などの機能が低下してしまっている証拠となります。また耐用年数にも限界があるため、色調が乱れているときも新しくした方が良いです。
屋根材には複数の種類があり、最も長いとされているガルバリウム鋼板と粘土系瓦であっても20年から30年ほどであり永遠に続くわけではありません。
【注意点4】屋根を点検するとき
調子が悪くなったらリフォームするだけではなく、定期的に屋根の外壁を点検することも重要です。しかし屋根は住宅や建物の上にある部分であり、外壁を登って状態を直接チェックすることは頻繁にはできないでしょう。
かと言って点検を怠り長年放置したままだと異変に気が付かず、本格的なリフォームのために費用と時間がかかるおそれもあります。
自分自身で点検して怪我をするくらいなら、最初から無理をせず業者に頼ることをおすすめします。
屋根のリフォーム費用を安くするなら『一括見積もり』
屋根のリフォームの際、一括見積もりを推奨する理由は複数あります。たとえば以下のメリットをあげることができます。
- 無料で利用できる
- 一度の申し込みで登録業者にまとめて申請できる
- 比較検討しやすく最安値の業者がすぐにわかる
- 優良業者が多数登録されている
- 見積もりを依頼したからといって契約の義務はない
- 他社に提示された見積もり額を引き合いに出して価格交渉しやすい
一社にだけ見積もりをお願いして正式にリフォームの契約を交わした場合、その業者が提案してくれたプランが最適かわかりません。また、その業者が最安値なのかも不明ですし、信用できる業者かどうかも分かりません。
一括見積もりには審査を通った優良業者だけが参加しています。簡単な申し込みで最安値の優良業者を選べる一括見積もりはとても便利なので、ぜひおすすめします。
まとめ
屋根は住宅や建物の上部だけではなく全体に関係するため、外壁をリフォームしたいのであれば決断は早い方が良いです。
時期について迷っている間に症状が悪化して、いざリフォームするときに負担が大きくなってしまうかもしれません。
一括見積もりを利用すれば安くできるだけではなく、複数の業者を比較して自分に合ったところを探すこともできます。機能性を重視した上で色やデザインについても考えて、イメージが決まったら業者に伝えてください。