べランダを塗装するリフォームの平均費用&価格相場!安くする秘訣《まとめ》
べランダを塗装するリフォームを業者に依頼する場合、人件費や足場の設置なども必要となるためどうしても費用がかかります。
具体的にいくらかかるかについては、平均費用と価格相場のデータを参考にすることをおすすめします。
高くなってしまうためベランダのリフォームを新しくすることをあきらめていた人のために、安くするための秘訣も紹介します。実績のある優良業者に相談することが良いため、こだわりを持った上で探すのが基本となります。
なお、ベランダ塗装のリフォームを依頼するときの“おすすめ方法“を先に少しだけお教えします。
自分で優良業者を探したり、一社ごとに見積もり請求をしたりするのは大変な手間ひまです。
そのため、一度に複数の業者の見積もりが手に入る『一括見積もりサービス』を利用することをおすすめします。専門アドバイザーによる優良業者の紹介も受けられ、評判がとても高いサービスです。
最安値のリフォーム料金で、なおかつ、しっかりリフォーム工事をしてくれる優良業者を探すなら、この方法をぜひ試してみてください。
ベランダ塗装のリフォームに必要な平均費用&価格相場一覧
外壁リフォームのために必要となる費用を大きく分けると、安くても50万円以下であり高くなると100万円以上となります。リフォームの内容によって価格相場が変動するため、予算については業者に相談することです。
【~50万円以下】予算内で可能なベランダリフォーム
まず平均費用50万円以下で可能となるベランダリフォームには、以下のようなものがあります。
- サビ止め塗装リフォーム
- ベランダの防水リフォーム
- バルコニーへの屋根設置
- ウッドデッキ設置リフォーム
このようにベランダの外壁を全体的にリフォームするのではなく、一部分のみに限る場合は50万円以下となる可能性があります。
たとえば一番最初に紹介したサビ止め塗装の場合、工事費を含めて総額で8万円となったケースが存在します。
ベランダの外壁を良い状態に維持するためには、定期的にメンテナンスを行う必要があります。サビ止め塗装リフォームは、定期的に行われるものです。8万円という相場はあくまでも目安であり、業者によって異なります。
【50万円以上~100万円未満】予算内で可能なベランダリフォーム
次に50万円以上100万円未満となるベランダリフォームには、以下のようなものがあります。
- 窓部分に後付けでベランダを設置する
- アルミ製のベランダに交換する
- 二世帯住宅用にバルコニー拡張リフォーム
外壁の一部をリフォームするのではなく、ベランダそのものを新しく付け加えることも可能です。一部のみのリフォームではなく元々あったものに手を加えるため、価格相場もシンプルな内容と比較すると高くなってしまいます。
ただし外壁の耐用年数には限界があるため、一度リフォームして根本的に新しくした方が将来的に考えて費用は低くなるかもしれません。
既存のバルコニーにデッキバルコニーを接続するという、大掛かりな内容となる場合もあります。
【100万円以上~】予算内で可能なベランダリフォーム
ベランダの外壁リフォーム内容がより大掛かりで複雑となると、以下の通り100万円以上の予算が必要となる場合もあります。
- ベランダの一部にサンルームを設置する
- 猫などのペットが遊べるように改造する
- ウッドバルコニー設置
上記した内容ではただ外壁を新しくするだけではなく、ベランダの性質を大きく変えるリフォームとなり費用もかかります。
雨水に強くするために防水工事を行う際に屋根などを付け加えると、100万円から150万円となる場合もあります。
猫などの室内で飼育しているペットのために、ベランダを改造する大掛かりなリフォームを希望する人もいるようです。その場合は新しく窓も設置するため、別の部屋を増築するというイメージが合うかもしれません。
【例】仮に”30坪の外壁塗装”を行った場合の平均費用・価格
30坪の外壁塗装を行った場合ですが、平均で約120万円というデータがあります。外壁のみに限って言えば、60万円から120万円が相場となります。
ただし外壁塗装の費用はわかりにくいと言われており、業者による差も大きいです。使用される塗料によって変動することもあり、30坪の場合の塗装費用の一例を紹介します。
アクリル | 51万円~ |
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ウレタン | 60万円~ |
シリコン | 78万円~ |
ラジカル | 78万円~ |
フッ素 | 90万円~ |
塗料にかかる費用はグレードが上がるほど高くなるため、安ければ良いという安易な考えは外壁リフォームでは通用しません。
これらの他に作業のために必要な高圧洗浄や足場の設置、養生にも費用がかかります。
ベランダ防水塗装は全4種類!平均費用&価格相場一覧
通常住宅や建物の外側にあるベランダは、雨風の影響を受けやすいです。大雨や台風に強くするためには防水塗装が必要で、ベランダ防水塗装には4種類あります。そのためにかかる平均費用および価格相場を、まとめて紹介します。
【種類1】ウレタン防水塗装の内容と平均費用
ベランダの外壁塗装で主流であるウレタン防水塗装は、様々な下地に対応可能です。比較的コストが安いため費用の削減にもなり、ひび割れが発生しても補修が容易です。
そのためベランダの他に、屋根の外壁にも使用されています。ウレタン防水塗装の平均費用をまとめると、以下の通りです。
- 単価が3,000円~5,000円
- 標準サイズの費用相場は8万円~10万円
- 大きいサイズの費用相場は10万円~12万円
一般的な住宅のベランダであれば標準サイズを、広々とした余裕を持たせるためには大きいサイズを費用の参考にしてください。
大きいサイズにすると縦横いずれも約1メートルほど余裕ができますが、ベランダのサイズに合わせることです。
【種類2】シート防水の内容と平均費用
シート防水は他の種類と比較するとシンプルな防水塗装であり、厚さ1.2ミリから2.5ミリに加工された合成ゴムやプラスチックを使用します。
接着剤を使用して下地に取り付ける工法であり、マンションではよく採用されています。シート防水の平均費用をまとめると、以下の通りです。
- 単価が4,000円~7,000円
- 標準サイズの相場費用は7万円~9万円
比較的安いとされているウレタン防水塗装よりも安いですが、外壁塗装としては不安な面もあります。
【種類3】アスファルト防水の内容と平均費用
油の一種であり原油から重油やガソリンなどを精製した後の残りを、アスファルトと言います。わかりやすく言えば油であり水を弾く性質を持つため、アスファルト防水はベランダの外壁を雨水から守るのに向いているのです。
アスファルト防水の平均費用をまとめると、以下の通りです。
- 単価は5,000円~8,000円
- 標準サイズの相場費用は20万円~30万円
耐用年数も15年から20年と長く防水性が高い分、費用はウレタン防水塗装の2倍以上となります。
適切なメンテナンスは続ける必要はあるものの頻繁にリフォームする必要はないため、トータルコストで言えばメリットはあります。
【種類4】FRP防水の内容と平均費用
ベランダの外壁塗装ではウレタン防水塗装が主流ですが、実は最も採用されているのはFRP防水と言われています。繊維質のガラスなどの補強材により強化されたプラスチックが含まれており、様々な下地に対応可能です。
FRP防水の平均費用をまとめると、以下の通りです。
- 単価は4,000円~7,000円
- 標準サイズの相場費用は10万円~12万円
- 大きいサイズの費用相場は12万円~15万円
ウレタン防水塗装と比較すると費用が高くなってしまうものの、アスファルト防水と比較すれば安く安く済みます。
予算の都合上最もグレードの高いアスファルト防水が難しいのであれば、ウレタンより上のFRP防水がおすすめです。大きいサイズに対応可能な業者もあります。
ベランダ塗装のはがれ・ひび割れをDIYで直すのはおすすめしない
DIYで直すことで業者を頼るよりも費用を抑えられると考える人もいますが、ベランダの外壁をリフォームするために以下のようなデメリットがあるためおすすめできません。
- プロの業者のように作業できるわけではないため時間がかかる
- 時間がかかることで費用が大きくなる場合もある
- 外壁塗装の専門性がなければミスをする可能性が高い
作業を行うのが自分1人では完璧に直すまでに時間がかかり、作業をしている間に症状が悪化してしまう場合もあります。
ベランダのリフォーム費用を安くするなら『一括見積もり』がおすすめ
ベランダのリフォームの際、一括見積もりを推奨する理由は複数あります。たとえば以下のメリットをあげることができます。
- 無料で利用できる
- 一度の申し込みで登録業者にまとめて申請できる
- 比較検討しやすく最安値の業者がすぐにわかる
- 優良業者が多数登録されている
- 見積もりを依頼したからといって契約の義務はない
- 他社に提示された見積もり額を引き合いに出して価格交渉しやすい
一社にだけ見積もりをお願いして正式にリフォームの契約を交わした場合、その業者が提案してくれたプランが最適かわかりません。また、その業者が最安値なのかも不明ですし、信用できる業者かどうかも分かりません。
一括見積もりには審査を通った優良業者だけが参加しています。簡単な申し込みで最安値の優良業者を選べる一括見積もりはとても便利なので、ぜひおすすめします。
まとめ
べランダを塗装するリフォームの費用について情報をまとめてみましたが、安さのみならず機能性も重視してください。外壁は住宅や建物を守るためにあり、機能性に何か問題があると費用をかける意味がなくなるかもしれません。
業者に相談して見積もり結果を教えてもらい、予算のことも考えて問題ない場合は正式に契約を結び任せると良いです。
記事の中ではベランダ防水塗装を4種類紹介しましたが、どれが良いかわからない場合も相談すると良いでしょう。